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★★私たちの家庭から出るプラスチック類の★★
リサイクルの現場を見てきました


= 加藤商事&北辰機材見学会の報告 =


 7月14日(月)、清瀬市消費者団体連絡会のバス見学会に参加し、プラスチックリサイクルの現場を見てきました。私たちがそら色の指定袋に入れて出しているプラスチック類が、どのようにリサイクルされているかの報告です。

 水曜日に私たちが出したプラスチック類は、『加藤商事(株)』<東京都東村山市恩田町>のエコ工場フェニックスで(水、木の2日間で)分別・圧縮され、10tトラックで木、金曜日に発送し、『北辰機材(株)』<群馬県伊勢崎市>でプラスチック原材料に加工されています。

 ※加工された原材料は、コンテナやハンガーなどになどに成型する工場に出荷されます。


● プラスチックの原材料に使われるのは、全回収量の約45%!

 マテリアル(材料)リサイクルでは、商品価値のあるプラスチック原材料にするために、不純物の排除が必須です。そこで、
 ◆加藤商事で、 10〜15%の異物を取り除いて、北辰機材に送ります。
 ◆北辰機材では、受入量の約50%がプラスチック原材料に加工されますが、
         残りの50%(塩ビ,PET、汚れたプラ)は、サーマルリサイクルに回
         されています。(RPFなどの原料として、逆有償で引き取ってもらう。)

 つまり、マテリアルリサイクルされているのは、全回収量の45〜43%です。
 それも、全行程で3回の手選別と光学的選別、比重分離という手間をかけて行われているのです。


● リサイクル工程の大半は「分別作業」

 マテリアルリサイクルと聞いて、さぞかし化学的で精密な作業がなされているのかとの想定とは全くちがって、現実は、汚れた廃プラスチックの山をただひたすら人の手で選り分ける、それもコンベアで目の前を通り過ぎる種々雑多なものの中から異物を素早く取り除く作業の繰り返しでした。
 分別基準も、06年10月の資源化開始直後に見せていただいた時より、はるかにきびしくなっていました。


<絶対に困るもの>
 ● 明らかな異物(ペットボトル、ビデオテープ、ライター、鎌、靴など)
 ● 中身の入ったもの
     納豆やシャンプーなどが入っていると、パッカー車の中でつぶれ 
     て、周りのきれいなものまで汚してしまい、最悪。
 ● 小袋の使用   ←たいていの方がやっていますよね。せめて、口をしばらないで下さい!
     小袋を破砕するのが大変な手間。破砕しきれないと中身を選別で
     きないため、小袋破砕機を新たに導入したほどです。


<避けてほしいもの>
 ● 汚れたもの、濡れたもの
 ● 材料名などが記入された紙が貼ってあるもの
 ● アルミコーティングされたもの


~~~ リサイクルの流れ ~~~


[加藤商事 エコ工場フェニックス]
163_1
19t/週 のプラごみがホッパーに投入され、吸い上げられて破袋機を通ってベルトコンベアへ
     ↓ ↓ ↓
P7140012.jpg
手選別で異物を取り除く。

P7140011.jpg
このとき、小袋は小袋破砕機(分かりにくいが、写真左上。一千万もしたらしい)に入れて袋を破いている。
ベルトコンベアの流れはとても速いので、口のしばってある小袋をいちいちあけていられないし、中身をちゃんとチェックするために行っているがとても迷惑。

こんなものが混ざってました・・・
P7140006.jpg
ライター・・・
P7140007.jpg
空き缶、空きビン
P7140009.jpg
ビデオテープなどなど(韓国語だ!)
P7140013.jpg
ペットボトルもプラに混ざっていると異物となってしまう。

2割を超えると厳しいのだが、大体2tもの異物が混入している。
異物は市に返され、市が別途柳泉園に運んで不燃ゴミの処理をされる。つまり、二度手間
P7140018.jpg
返還分がこんなに!

手選別で合格した分はまとめて梱包される。
     ↓ ↓ ↓
163_2
圧縮・梱包したプラ。
荷崩れ・臭気防止のため専用ビニールで巻かれたベールは1つ240kg。
75ベール/週 = 17t

★これらの処理費用(3,4500円/t)は清瀬市の負担

     ↓ ↓ ↓      これが10tトラック2回で輸送

[北辰機材]
まずはベールを解砕機にて破砕
     ↓ ↓ ↓
手選別・光学的選別にてプラ以外の異物を取り除く。
P7140023.jpg
汚れのひどいものを取り除く。
P7140024.jpg
発泡トレイ(マテリアルリサイクル)、アルミコーティング(残渣)のプラを取り除く。
P7140025.jpg
この前の段階で光学的選別により使用可能なものが取り除かれるが、取り残しがある場合、ここで拾う。

選別で見つかった異物。
P7140022.jpg
加藤商事で取り除いていても、まだこんなものが混ざっている!
※小袋を破りきれないとここまで来てしまう。

     ↓ ↓ ↓

手選別では①発泡トレイ(PS)、②ポリプロピレン、ポリエチレン(PP、PE)、③異物(塩ビ、PET、汚れたプラ)に分けられる。

①発泡トレイ   5%
P7140026.jpg
そのまま纏められ、インゴット機にてインゴットとなる。

P7140040.jpg
インゴット。

P7140036.jpg
成型工場でウッドデッキや日用雑貨に。

②ポリプロピレン、ポリエチレン(PP、PE)  45%
破砕・洗浄・比重分離・脱水・乾燥を行う。
P7140042.jpg
P7140041.jpg

P7140031.jpg
乾燥までしたプラ。

ペレタイザーからペレットを作る。
P7140039.jpg
P7140033.jpg

P7140038.jpg
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成型工場で物流パレットや擬木に。

③異物(塩ビ、PET、汚れたプラ)  50%
圧縮機にて圧縮。圧縮残渣(ざんさ)となる。
P7140029.jpg


①、②は20~30円/kgで売却するが、③は20~30円/kgで他社に引き取ってもらい、固形燃料(RPF)にして発電燃料に。

★輸送費も含めて再商品化費用(56,900円/t)は、中身・容器メーカーの負担

家庭から出る廃プラは、種類が多すぎ、汚れているので、マテリアルリサイクルには適さない、というのが実感です。
産廃プラは単一素材できれいなので、産廃プラも入れて質をよくしています。


● 容器包装リサイクル法に問題あり!
 現在、清瀬市が集めた容器プラは、このようにプラからプラへのマテリアルリサイクルの工場に行っています。しかし、どんなリサイクル方法の工場に回すかを、清瀬市が決めることはできません。それが、容器リサイクル法の大きな問題のひとつです。決めるのは、再資源化事業者と指定法人(材)日本容リ協会です。

 ちなみに、一昨年の資源化開始以降、以下のごとくです。 
リサイクル事業者

※容リ協会の検査 
 リサイクルの方法によって、廃プラの受容状況は異なるのですが(そのために、と言うべきか)、容リ協会による年1回の検査は、どんな方法にも受け入れられる基準で行われます。それで、分別基準がきびしくなりました。
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2008.08.25 Mon l ごみともだち通信 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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